悪質 “あおり運転” をする「路上クレーマー」たちの心理と 防衛法

あおり運転 イラスト

人生100年時代 おひとりさま「終活」ブログ 番外編 その6

悪質な “あおり運転” をする「路上クレーマー」たちの心理と身を守る方法

[2019年8月18日更新 加筆修正 最新版]

緊急投稿 !!

あおり運転と暴行傷害の容疑で43歳の男を逮捕 ! 

2019年8月10日、最近まれに見る凶悪なあおり運転の末の暴行傷害事件を起こした男がいます。

茨城県守谷市の常磐自動車道で、男性会社員 (24) が、高級 SUV 車を運転していた男にあおり運転を受け、走行を阻まれた挙句、無理やり車を停止させられて「殺すぞ !」と怒鳴られながら何度も殴られた事件で、 43歳の男が傷害の容疑で全国に指名手配され、8月18日大阪市内で逮捕されました。。 

この男が運転していた車はディーラーの試乗車で、代車として貸し出されたにも関わらず、返却期限を無視して約20日間で全国各所をおよそ2000キロにもわたり乗り回していたことがわかりました。 ここですでに横領罪の可能性があります。

あおり運転の被害に遭うニュースは、ドライブレコーダーの普及や SNS などにより最近では珍しくなくなりましたが、それでも今回の事件はあおり運転事件としては、最近ではまれに見る凶悪さで、厳罰に処すべき事案だと思われます。 

映像をよく見ると、強引に被害者の携帯電話を奪おうとして殴って怪我をさせていますので、傷害罪だけではなく強盗致傷罪、そして無理やり高速道路上で会社員の車を停止させていますので、強要罪も適用することが可能だと思われます。

現在の日本では、このような危険な「あおり運転」を単独で取り締まる法律はありません。
今回の事件のように悪質さの度合いによっては「暴行罪」「傷害罪」を適用することもあり得るという状況にしかなっていません。

極めて残念なことです。

是非とも「あおり運転」に対し「危険運転罪」として 新たな法律を作っていただき、意図的な危険行為に対しては一発で免許を取り消し、永久に取得禁止にしてもらいたいものです。 

それから、あまりにも酷いあおり運転をした者に対しては、薬物検査も必要になってくるのではないでしょうか。

今回の事件のようにあおられてしまったらどうすれば良いのか?

警視庁捜査関係者の話を聞いてみましょう。

・あおられたら下手に対抗しようとせず、無視すること

・止まらないでそのまま人の多い場所まで行くしかない

・逃げている間に110番通報すること (パニックにならずに落ち着いて!)

・高速道路上であれば、サービスエリアかパーキングエリアまでとにかく急いで逃げること

・万が一止められたとしても、人間が素手で窓を割ることはできないから、絶対に窓を開けないこと 

このとき、もし相手がハンマーのような凶器を持っていることが確認できたら、相手の車との隙間をすり抜けてでも逃げること (これは非常事態回避行為なので、多少車が相手の車に接触しても仕方がない)

・同乗者がいればスマホなどで撮影してもらうこと (ドライブレコーダーが車内も撮影できるものであればそれでも良い)

・そして当然のことながら相手の車の車種とナンバーを確実に記録しておくこと

※以上、緊急投稿でした。↓ここから先はオリジナル記事になります。

はじめに

最近テレビのニュースやワイドショーなどで、危険な「あおり運転」の問題がよく取り上げられています。

「あおり運転」自体は以前から多くあり、ただそれがあまり表面化していなかっただけなのですが、最近ではドライブレコーダーを標準装備する車が多くなり、さらにこうした ”あおられた”  ”暴行を加えられた” などの被害にあった証拠映像をSNSや動画投稿サイトなどにアップする人たちが増えてきた関係で、大きな社会問題として私たちの目に触れることが多くなってきました。

普段はとても温厚な方なのに、いったん車の運転席に座りハンドルを握ると、別人のように人が変わって乱暴な運転をする人がよくいらっしゃいます。
これには理由があり、運転している時にこそ、その人が持っている本来の性格や人柄が現れるとも言われているのです。

ということは、運転席に座った時に私たちの誰もが、ちょっとしたきっかけで自分の知らなかった本当の性格が現れて、あおり行為などの危険な運転をしてしまう可能性だって全くないとは言い切れないのではないでしょうか。

普通の良識のある人間であれば、自分は絶対にあおり運転などしないと思うでしょう。 そしてあおり運転をする人間を憎み、糾弾しようと考えるでしょう。
それは人の感情として当たり前のことです。

危険極まりないあおり運転行為を行い、何の罪もない人たちに恐怖感を与えて、最悪の場合には死に至らしめることさえあるのだということを考えると、このような悪質なあおり運転を行うような人間に対しては、「絶対に許すことができないから必ず重い刑罰を与えてほしい」と誰もが思うことなのかもしれません。

しかしちょっとお待ち下さい。  

あおり運転をする人間は、どうしてあおり運転をしてしまうのでしょうか?
その気持ちを考えてみたことはございますか?

なぜ彼らはあおり運転などの危険な運転をしてしまうのか?
ちょっとその心理に触れて考えてみたいと思います。

そして私たちあおり運転をされる側には何も因果関係はないのか?
もしかしたら私たちされる側にも何らかの原因があるのではないか?

そして、あおり運転をされた場合にはどのように対処すればよいのかについても考えてみたいと思います。

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あおり運転だけではない「危険運転」の恐怖

あおり運転と危険運転

そもそも「あおり運転」とは、後方から極端に車間距離をつめて威圧したり、理由のないパッシング急ブレーキ・急停止をしたりするなど、故意に特定の車両の運転を妨害するような振る舞いをする迷惑行為のことです。

このように後続の車両が意図的に車間をピタッとつめてぶつかりそうになりながら、短い車間距離で追走してくる危険運転をされたら誰だって恐怖を感じざるを得ません。 このような危険行為は明らかに道路交通法上の「車間距離保持義務違反」に当たる犯罪行為です。


一度あの恐怖を経験した者はトラウマになってしばらくは忘れることができないといいます。 実は私もあおり運転を受けた経験がありますが、色々な調査によると、多くのドライバーが一度はあおられた経験を持つことが明らかになっているのです。

あおり運転者の特徴

あおり運転が危険で重大な事故を招く可能性があることは明白ですが、そもそも本人にその意識や罪悪感が全くないのが、あおり運転をする人たちの特徴です。自分は運転が上手いと思い込んでいることもあり、自分はいつも車の中にいて安全だと信じて疑わない人が多いのです。

加えて、後でトラブルに発展することを想像できない人も多く、軽い気持ちでやってしまうことも、あおり運転の社会問題化の原因になっているのです。

他にもあおり運転を生じさせやすくしている原因としては、相手つまりあおられている側のドライバーの顔が見えないことにも一つの大きな要因があるのではないかと思われます。 

顔が見えないために相手がどう感じているかを想像することができず、相手の様子を見て思いとどまったり、適当なところで止めるといった抑制力が働かないので、一方的に攻撃を仕掛けるということになってしまうのです。

「危険運転」にはいろいろな種類がある

また、「あおり運転」とひとまとめにして言っていますが、実は「あおり運転」の他にも、いわゆる「危険運転」と言われているものには、厳密にはいろいろな種類があるのです。

まずは完全に道路交通法違反であることが明白なものとして、「幅寄せ運転」「蛇行運転」「クラクションでの威嚇」「ハイビームでのパッシング」「意識的な信号無視」「無茶な割り込み」「不必要な車線変更の繰り返し」「減速して進路妨害」「危険な急ブレーキ」などがあります。

あおり運転 イラスト-2 

ロードレイジ

次に、単なる道路交通法違反だけにとどまらず、暴行罪や殺人未遂罪が適用される可能性があるものとして、道路上のトラブルから逆上したり激昂したあげく、怒鳴ったり物を投げつけたりするなどして威嚇したり、車をわざとぶつけたり、相手を停止させて車から引きずり降ろして暴行を加えたりといった、明らかに相手に危害を及ぼそうとする行為、あるいは実際に危害を加えるという行為があり、そのようなことをする人たちが実際に急激に増えています。

海外では口論の結果、相手を銃で撃ち殺すというような事件も度々報じられています。

そしてそのような、道路上の出来事で逆上する人たちのことを「ロードレイジ」と呼んでいます。

ロードレイジ (Road Rage) とは、走行中に他の車両に腹を立て、過激な報復行動やあおり運転をする運転者自体を意味して用いられている名称です。

2017年6月の「東名高速夫婦死亡事故」後のマスコミ報道がきっかけで世間に広まり、問題視されるようになりました。

ロードレイジの主な例 図解イラスト

ロードレイジイラスト 

(イラスト引用 : 産経デジタル)

あおり運転する人 (ロードレイジ) の心理状態を考えてみる

人があおり運転をする理由は人によってそれぞれ異なりますが、あおり運転する人によく見られる心理状態をいくつかご紹介します。

1. 時間に追われ心に余裕がない

急いで運転している場合、例えば「何時何分までに目的地に着かなければならない」「仕事に間に合わない」など、急いでいる状況では、普段は温厚な人でも前の車が遅いともどかしさ苛立ちを感じることがあると思います。

それでも我慢するのが良識ある大人の正しい振る舞い方なのですが、中には気の短い人がいて、先を急ぐあまり車間距離を詰めたりクラクションを鳴らしたり、短絡的な行動をとってしまうこともあります。
これが知らず知らずのうちにあおり運転となってしまうのです。

このように時間に追われて心に余裕がないときは、やり場のない気持ちを他のドライバーにぶつけてしまいます。

常習者ではなくとも突発的にあおり運転をしてしまう人たちは、この心理状態にあるといえるのではないでしょうか。

2. 日常のストレス解消のため

日々の生活において抱えているストレスが溜まってきている場合、そのストレスを他のことにぶつけて解消しようとする「自己防衛本能」がある人たちはロードレイジに及ぶ傾向があります。

そのようなことをする人たちは、あおり行為自体を楽しんでいる人たちです

「あおり運転をされた人の反応を見るのが楽しいんだ」

世の中にはそんなゆがんだ考えを持つ人も現実に存在しています。

ストレスを発散するために、お遊び感覚で常習的にあおり運転を繰り返してしまうのです。 

欲求不満が高まり興奮すると、他の人たちよりも怒りが生じやすく、他人に対して攻撃的になりやすいタイプの人たちがいて、こういった人たちは他人からの敵意を敏感に感じ取ってしまうタイプと言われています。

あおり運転をやってもすぐには警察に捕まったり、誰かからとがめられたり、止められたりすることはほとんどないため、あおることは習慣化しやすく、また逃げようと思えばすぐに逃げられるし、事故にならなければ警察に通報されないと思い込んでいるため、そこまで深く考えずに気軽にあおり運転をしている場合もあるでしょう。

ただし、実際にはドライブレコーダーに記録されたナンバープレートなどから個人を特定することが可能で、たとえ事故を起こさなくてもれっきとした違反行為になり、高い確率で検挙されることになります。

3. 『なめられたくない』という報復目的の心理

あおり運転の原因で非常に多いのが、『追い越されたから』とか『車線変更で自分の前に急に割り込まれたから』とか『クラクションを鳴らされたから』という報復心理による行動です。

いわゆる『やられたからやり返してやる』という心理状態に陥ってしまうわけです。  悪質なケースだと運転中にあおるだけではなく、車両を停止させて車から引きずり降ろし、直接暴行を加えるといった事件も珍しくありません。

そのような人たちに共通しているのが『なめられてたまるか』という認識です。他人に見下されたと感じるため、報復目的であおり運転のような危険な迷惑行為をしてしまうのです。

4. 優越感を誇示したいという心理

服装によって自分の気持ちや立ち居振る舞いが変わるように、運転する車によってドライバーの気持ちや運転の仕方が変わる場合があります。

大型高級車あるいはスピードの出る車に乗っているような場合には自然に 車のサイズ、パワー、価格などが周囲のドライバーに対する優越感をもたらしてくれることになります。 

そうなると自分の方が立場が上なんだと勘違いして、自分の能力を誇示したいという心理が強く働き、あおり運転などの危険な行為をしてしまうのではないかと考えられるのです。

運転が楽しめて、大きな満足感の得られる車を所有し運転することで生活の質が向上するのであれば歓迎すべきことなのですが、中にはそういった優越感から他人を下に見て自己中心的な運転を行ってしまう人たちが比較的多くいることは残念なことです。

あおられた時に絶対にやってはいけない行動

あおられた時に決してやってはいけない対処法をご紹介します。

これらを行なってしまうと逆に自分が罪に問われる恐れもありますので、十分にご注意ください。

あおり返すこと

あおり運転に対して、あおり返すのは絶対にやってはいけない行動です。

あおり返しの行為が相手や他の通行車両のドライブレコーダーに記録されていた場合、自分が通報されたときに「相手が先に行ったから」という言い訳は通用しませんし、また相手が逆上して更なるトラブルを生じかねません。

あおり運転に対してあおり返すのは非常に危険な行為ですので絶対に避けてください。

クラクションを鳴らすこと

あおり運転者に前方に回り込まれて急停止されたり、強引な幅寄せをされた場合、回避のための運転操作を誤るととんでもない大事故に会う可能性があります。

そんなとき相手に腹が立って思わず抗議の意味を込めて思い切り強くクラクションを鳴らし続ける人は珍しくありませんが、実は、たとえあおり運転への抗議だとしても道路交通法で定められている場面以外でクラクションを鳴らす行為は違反行為とされているのです。

違反すると罰金刑が科されますので、納得がいかないとは思いますが、絶対に正当な場面以外で理由なくクラクションは鳴らさないでください。

※クラクションを鳴らしてもよい正当な場面とは

左右の見通しのきかない交差点、見通しのきかない道路の曲がり角、または見通しのきかない上り坂の頂上を通行しようとするときなどだけです。

これ以外の無用なクラクションはトラブルのもとになります。

注意喚起やお礼の意味でのクラクションもやめておいた方が無難です

急停止すること (急ブレーキをかけること)

通常では停止した車両に後ろから追突する事故を起こした場合、後ろから衝突した車両に全責任が問われますが、あおり運転ではあおられた車両が危険を回避するなどの正当な理由がないのに急停止をして事故が起きた場合には、急停止した側にも責任が問われる可能性があります。

この場合も『あおられたから仕返しに急ブレーキを踏んでやった』などという言い分は通用しません。

至近距離からハイビームで照らされ続ける、後ろに密着され続けるなど、あおりの影響で安全な運転を続けるのが困難な状況にある場合もあるでしょう。

しかし、安易に仕返しのために急停止などしてしまうとそのブレーキが原因で事故が起きれば自分も事故の責任を問われますし、刑事罰が科される可能性も否定できないのです。

また相手だけではなく自分の身も危険にさらしてしまいます。

このような対応はリスクが高く何のメリットもないので絶対に避けるようにしましょう。 急ブレーキ・急停止は絶対にやってはいけません。

それではどうすればいいのかというと、このような場合には徐々に減速してから停止をして、相手をやり過ごすようにしてみましょう。

それでは今度はあおられた側のドライバーの立場に立って考えてみましょう。

自分はあくまであおり運転の被害者であって、本当に自分には何の落ち度もないと言い切れるでしょうか?

なぜあおられたのか?自分ではよくわからないその原因を探ってみる

あおり運転を受けたドライバーは、理由もなく急にあおられたという印象を持つことが多いと思います。
完全に自分のほうが被害者であり、自分には何の落ち度もないはずと感じているかもしれません。

しかし、気づいていないだけで実際には相手があおりたくなる何らかの行為を行っていたであろうことがほとんどなのです。

例えば、追い越し車線をノロノロと走っていたり、車線変更の時にちょっと危ない割り込みをしてしまったり、必要のないクラクションを鳴らしてしまったりなどという行為に自分で気がついていない場合が多いのです。

あなたは運転中、自分でも気が付かないうちに次のような行為をしていたことはありませんか?

これらは他の車両の運転者から見ると、怒りの誘発要因となる行為になるかも知れないのです。

◎後続車両の位置を確認せずに、自分勝手で急な車線変更割り込みをしたことはありませんか?

◎交差点で信号待ちをしていたときに、青信号になってもなかなかスタートしない前の車に対して、または、のろのろと走っている前方の車に対して
「早く行け !」という意味を込めて、不用意にクラクションを鳴らしてしまったことはありませんか? 

クラクションは道路交通法で正当な場面以外では鳴らしてはいけないことになっていますので、身に覚えがないのにクラクションを鳴らされた側にとっては怒りの誘発要因となってしまいます。

◎追い越し禁止の道路で、必要以上に低速で走行してしまったことはありませんか? 

これは他の車両から見るとのろのろ運転に感じられ、イライラして怒りの誘発要因となるのです。

◎逆に、追い越し禁止の道で前の車両の走行スピードが遅いからといって、イライラして必要以上に車間距離をつめて走行してしまったことはありませんか?

また我慢しきれずに強引に追い抜いてしまったことはありませんか? 

これは追い抜かれた側の車両から見ると法定速度を守って走っているので何も問題がないと思われるのに、追い抜かれたということで怒りの誘発要因となってしまうのです。

あおり運転に発展する可能性が極めて高いケースといえます。

◎気がつかずにライトをハイビームにして走行していませんか?

これも前を走る車にとっては大変な迷惑です。
怒りの誘発要因になって急停止などの危険運転に発展する可能性があります。

◎あなたの運転が下手くそで必要以上にブレーキを踏んだりしていませんか?  

これも後続車両から見ると不安感極まりない状態に置かれますので、やりすぎると怒りの誘発要因になってしまいます。

 

◎あなたが高速道路を走行中、前の車を追い越すため走行車線から追い越し車線に出て、追い抜いた後もそのままずっと追い越し車線を走行し続けたことはありませんか?

これも道路交通法では、高速道路で追い抜きが完了した後も追い越し車線をそのまま走り続けることは「通行帯違反」という立派な交通違反になります。

追い越し車線を走行できるのは、追い抜くという一瞬の行為のためだけです。
ですから、本来は追い抜くわずか十数秒の時間だけしか、追い越し車線を走行してはいけないのです。
追い越し車線が空いているからといって、そのまま走行し続けることはできないのです。
速やかに左側の走行車線に戻って走行しなければなりません。
ここを誤解なさっている方が非常に多いようです。

あなたの車がずっと追い越し車線にいると、追い越し車線を走ってきた後続車両にとっては大変な迷惑になり、怒りの誘発要因になりかねません。

高速道路などであおり運転が始まってしまうと大変悲惨な大事故につながる可能性があります。

ですから追い越し車線をそのまま走行することは絶対にやめてください。

あおり運転にあった場合の最強対策法

事前準備

運転中にあおられないように事前にできるだけ準備しておきたいものです。

ドライブレコーダーの設置


あおり運転の厳罰化が進んでいる影響で、通報されるリスクが高まるドライブレコーダーはあおり運転者に対して大きな抑止力となります。

相手からも目視できるドライブレコーダーを車の前後に設置しておけば、その車両をあおる運転者はかなり減るのではないかと考えられます。

警察ではドライブレコーダーをあおり運転摘発の証拠として採用し始めており、有効な装備として位置づけられています。

実際にドライブレコーダーの売れ行きは急激に伸びています。

ステッカーの設置

あおり運転防止用ステッカーを貼っておくのもあおり運転の対策の一つです。

『ドライブレコーダー録画中』といった直接的に抑止効果が期待できるステッカーを後部ガラスなどに貼っておけば最も効果が期待できます。

あおり運転防止グッズ

実際にあおり運転された場合の対処法

とにかく落ち着くことです。
あおり運転をされた時の最善の対処法は完全無視または安全な場所への一時避難行為です。

あおり運転をする者には気性が荒い人が多く、仕返し( あおり返し) や怒りの対話をしようとすればさらなる暴力事件としてトラブルに発展する可能性があり、危険です。

万が一、車を停止した際に、あおり運転をしてきた相手が車から降りて迫ってきた場合には、決してドアや窓を開けて会話しようとせず、必ずロックしてすぐに警察に通報しましょう。

また、一時避難の場所としては、高速道路であれば人や車が多くいる場所であるサービスエリアやパーキングエリアの駐車場に入り、車を降りずに待機してください。
そして相手の様子をよく観察しましょう。

あおり運転をした人も、人目を気にして我に返ることがあるもしれません。

もしも車を降りてきて何らかの暴力的な行為に及んだ場合には、ためらわず警察に電話しましょう。

一般道であれば、同じく人や車が多くいる場所である大型ショッピングセンタースーパーマーケットなどの駐車場に入り、様子を見ましょう。

緊急避難先としてガソリンスタンドなどに逃げ込んでも構わないと思います。

とりあえず今のところ考えうる最も有効な対策の一つとして、このような対処法を取ることをお勧めいたします。

警察への通報には必ず証拠が必要になります。

ドライブレコーダーに録画してある証拠の映像であおり運転をされた事実を証明できる状況であれば、警察に通報し証拠映像を提供することで相手に何らかの罰則を与えてもらえる可能性があります。

あおり運転の罰則強化

先に述べたように2017年6月に起きた「東名高速夫婦死亡事故」をきっかけに、警察ではあおり運転の罰則強化を打ち出しています。

・あおり運転一発免停

たとえ事故が起きていなくても、あおり運転をした運転者に暴力や脅迫などの悪質な行動が見受けられた場合には、最長180日間の免許停止の罰則が科される可能性があります。

・車間距離保持義務違反 (道路交通法)

あおり運転をした際に最も適用される可能性が高い違反行為です。

懲役刑のある刑事罰

あおり運転自体に対する罰則は「道路交通法」には設けられていません。
あおり運転をした者が必ず逮捕されるわけではありません。

しかし、危険なあおり運転をした者は下記の懲役刑のある罪に該当する可能性が高く、状況に応じた罰則が与えられます。

・過失運転致死傷罪 

自動車の運転中に必要な注意を怠った結果、他人を死傷させた場合に成立する犯罪です。

極端な幅寄せや急停止といった悪質なあおり行為などに適用されます。

・危険運転致死傷罪

他の車両の走行を妨害するなど、最大級の危険な状態で車を運転し、死傷事故を起こした場合に適用される犯罪です。

相手を死亡させたりした場合には最大20年以下の懲役刑に処されます。

・暴行罪ならびに傷害罪

あおり運転をしたあげく、被害者の車を停止させて、車から無理に引きずり出そうとしたり、殴りかかってきたりした場合など、直接的に危害を加えてきた場合に成立する犯罪です。

あおり運転をした者が必ず逮捕されるわけではありませんが、より悪質な場合は懲役刑のある罪に該当し、逮捕につながる可能性は十分にあるといえるでしょう。

最後に

これまであおり運転をする者の心理状態を探求してきましたが、あおり運転の多くは加害者側の感情のコントロールの未熟さが主な原因と考えられています。

しかし、被害者側にも知らず知らずのうちにあおり運転者を刺激する何らかの原因があったのではないかという結論に達しました。

例えば不用意なクラクションや急な車線変更などです。

ですから被害者側つまり私たちのほうもより意識して、あおられる原因を作り出さないこともまた大切なことなのではないでしょうか。

なお、私はこのブログ上でシニア (高齢者) 向けに、注意喚起をする記事をたくさん書いていますが、今回このあおり運転問題を取り上げた理由は、実は高齢者はあおり運転の被害者だけではなく、加害者にもなりうる可能性があることについて注意喚起をしたかったからです。

どんな人間があおり運転をする傾向にあるのか探求したところ、最近増えてきている「暴走老人」の心理に近いものを感じたからです。

※「暴走老人」についてはこのブログ上で別の記事で取り上げています。
[何故すぐキレる「暴走老人」が増殖するのか?その理由が分かった!!]

あおり運転は状況によっては罰せられ、違反内容によっては逮捕される可能性がある危険行為です。
万が一あおり運転とかかかわってしまい、自分だけでは対処が難しい場合にはすぐに警察へ通報をされることを強くお勧め致します。

悪質な “あおり運転” をする「路上クレーマー」たちの心理と身を守る方法

終わり

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