池袋暴走事故からの教訓 高齢ドライバーによる危険運転を止めさせる究極の手段とは?

池袋暴走事故からの教訓 高齢ドライバーによる危険運転を止めさせる究極の手段とは?

[2019年5月 追記補正最新版]

はじめに

またしても高齢者ドライバーによる危険な運転で犠牲者が出てしまいました。

2019年4月19日、東京都豊島区東池袋の都道で87歳高齢ドライバーが運転する乗用車が赤信号を無視して暴走し、歩行者を次々と跳ねて、10人の死傷者を出す痛ましい事故がありました。
そのうち青信号で横断歩道を自転車で渡っていた近所の主婦(31)とその長女(3)の母子を死亡させてしまいました。

ドライブレコーダーの映像などから、運転していた高齢のドライバーは直前に接触事故を起こし、パニックになってアクセルを踏み込んで加速し、ブレーキを踏むこともできなかった、運転操作ミスによるものとみて捜査しています。

この高齢運転者は加害者ではありますが本人も大怪我をしているため逮捕はされず、治療が終わり次第、自動車運転死傷処罰法違反 (過失運転致死傷罪) 容疑で事情を聞くことになりますが、罪状が明白なので起訴され、刑罰を受けるものとみられています。

この事故は日本全国で大議論を巻き起こす社会問題になりました。

運転者が元高級官僚であるという経歴や肩書きなどから、『なぜすぐに逮捕されないのか?上級国民だからか?』などとネット上で騒がれ、さらに被害者である母子のが会見を開き、「少しでも運転に不安がある人は、車を運転しないという選択肢を考えて欲しい」と訴えかけたことも、大きな反響を呼び話題となりました。

改めて高齢ドライバーによる運転の危険性が表面化しただけではなく、認知機能検査の強化や高齢者の運転免許の自主返納をめぐる可否についても大きな論争を巻き起こすことになりました。

高齢者事故

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高齢者ドライバー問題 国民の切なる声を聞け

ネット上には今回の「池袋高齢ドライバー暴走事故」に関して様々な意見が飛び交っています。
そのなかで私が共感した意見を厳選してご紹介してみたいと思います。

○今回の事故は周囲の警告に耳を貸さず自分の衰えを自覚できずに運転を続ける一部の高齢者に対し厳しい警鐘を鳴らしたという面もあると思います。
今回の事故を知って運転を止めようとする高齢者は冷静な判断ができているのでしょう。 しかしながら、平気で危ない運転を繰り返すような高齢者は依然として野放し状態で、数多くいらっしゃると思われます。

 

○高齢者は反射神経が全く無い! 危険回避能力がゼロなのだ!

池袋暴走事故でも手足が硬直してハンドルやブレーキ操作が全くできなかったのが真相であるに違いない。

○本来の運転免許証は危険回避ができる人だけに交付されるべきものです。
ペーパーテストや簡単な技能試験だけでこのような危険人物たちに免許証を交付して運転させることは絶対にやめてもらうべきです。

加害者である運転者は「アクセルが戻らなくなった」とか言っているようだが、正確には「何もできなかった、体が動かなかった」が正解なのではないか。

ブレーキとアクセルを踏み間違ったのではなく、ブレーキに踏み換えるべき局面でそれができず、アクセルを全開に踏み込んでしまったのでしょう。

とっさの判断が素早く的確にできるかどうかは、やはり年齢によるものが大きいと思います。

○高齢者の事故の原因は判断力の低下によるものが大半です。
特に高齢になれば1日1日判断力は低下していきますので、免許更新や保険加入の条件を厳しくする必要があると思います。

○高齢者の運転する車はオートマチック車 (AT車) ならば高性能な自動ブレーキとか安全装置付きの車にすること、あるいはアクセルとブレーキの踏み間違え自体が困難なマニュアル車 (MT車) にすれば良い。

今の高齢者は若い時に運転免許証を取得した際の教習で、マニュアル車 (MT車) を操作しているはずだから。

○AT車が販売されてから交通事故が激増している。 AT車は危険である
AT車の仕組みや、アクセルとブレーキのペダルの位置をよく分からずに運転している高齢ドライバーが多いのではないか。 

運転方法は複雑な方がいい。
高齢者はMT車に乗るようにしたらどうでしょうか。

○このような高齢ドライバーによる悲惨な事故が頻繁に起こっているにもかかわらず、なぜか日本の自動車メーカーは一切発言しようとしない。
運転しにくい車を製造している自動車メーカーにも責任の一端はあるのではないのか? それなのに知らん顔を決め込んでいるのはなぜなのだろうか?

AT車のアクセルとブレーキのペダルの位置の変更など、やろうと思えば改良できそうなものだが、なぜ行わないのだろうか? 
「左足ブレーキ」にしたらどうかという考えもあるようだ。

○例えば、踏み間違いが絶対に起らない、アクセルとブレーキがひとつになった「ワンペダル」という商品が中小の自動車製品関連メーカーからすでに発売されているのであるから、自動車業界はもっと真剣に普及させるような努力ができないものだろうか?
様々な利権があって無理なのだろうか?だとしたら残念なことである。

(写真 : 右足用のワンペダル) (写真提供 : DIAMOND online)

○運転免許証の所有資格に上限を設けて、18歳から75歳ぐらいまでにしたほうが良いのではないか。 いわゆる”運転免許の定年制”である。
そのように法律を改正する必要があると思う。

運転する権利よりも、他人を傷つけない義務の方が大切だと思う。

「車は凶器である」ということを忘れている運転者が多すぎる。

運転者が若くても年取っていても「走る凶器」であることに違いはない。

それをしっかり認識していれば可能な限り安全運転に努めるはずだし、免許返納も自主的に行うはずではないだろうか。

運転を止めようという判断がつかなくなっている時点で、もう判断力は衰えている。 免許返納の判断ができなくなっている事自体、判断力が低下している証拠です。 もう運転してはダメな人間だということを自覚してもらいたい。

「車がないと仕事で困る」とか「生活が成り立たない」とか「楽しみを奪う気か?」とか、変に高いプライドを持っている高齢者は単なる自分勝手な生き物ではないのか? それで死亡事故を起こしたらどうするんです?
加害者というより殺人者ではないのか? 事故ではなく殺人事件として扱うべきではないか。

そもそも高齢者の運転免許更新の方法に問題があると思います。

実車試験では標識確認、安全確認、一旦停止などがきちんと行われているか、また急加速、信号無視、危険運転がないかなどで判定するのですが、現実には車庫入れも満足にできない、方向指示器を出さない、道を曲がる時に縁石や歩道に乗り上げる、一旦停止を無視する、ひどいときは信号無視でも注意だけで免許が更新されているという現状があります。

実車での実技試験の結果がおざなりになっています。
ひどいものです。問題がありすぎます。

○思い切って高齢者運転免許更新の条件として、ドライブレコーダーを貸し出して1~2ヶ月ぐらい実際の運転を記録させて、その過程でどのような運転をしているかで判断するという方法をとる必要があるのではないでしょうか。

○過去に多くの高齢者が起こした暴走事故や逆走事故あるいは死亡事故などの悲惨なニュースや新聞報道を見ていないのか?

どんなに悲惨な事故でも自分には関係のない事だと思っているのか?
それとも認知能力が衰えたせいですっかり忘れてしまっているのか?

世間で何が起きていても自分には別世界の出来事だと考えているのか?

どんな大事故があったとしても自分には関係ないとばかりに運転を続けて、結局事故を起こす。そんな高齢者たちばかりだから交通事故が減らないし、何も変わらないわけです。

○自分はまだ大丈夫だと思っている年配の方たちへ。
自分で責任の取れる年齢なのかをよく考えて欲しい。

3歳の子供を轢き殺して責任はどうやって取るんですか? 
それ相応の年月、交通刑務所に入れられて普通に生きていられますか?
賠償金支払えますか? 

○「なぜ事故を起こしたのかわかりません」とか「ちゃんと前を見ていたんだけどなあ」とか「ブレーキちゃんと踏んだんだけどなあ。おかしいなあ」って、そんなことで家族を殺されちゃたまらないんですよ。

○自分や家族が「何か危ないな」と少しでも感じたら、ちゃんと話し合わなきゃ。普通に考えて、危ない人に運転なんかさせられるはずないんですから。
あなたが加害者になりたくないのなら、あるいは加害者の家族になりたくないのなら、今すぐ行動に移すべきなんじゃないでしょうか?

○国は運転免許の返納をいいかげんに個人の判断に任せず、法律を改正して、高齢のドライバーはある一定の年齢 (できれば75歳または80歳)を過ぎたら基本、免許返納を義務化すべきではないでしょうか。 

それでも返納できない正当な理由がある場合、例えば仕事上でどうしても必要なときなどは数回の運転シュミレーター試験や厳しい判断力チェックに合格した者のみに免許をそのまま所有させるものとし、さらに自動車税を高くしたり、事故の際の罰則を重くしたりすべきではないかと思います。

ただし、免許を返納した高齢の方たち、特に地方に住む方たちには自家用車を利用しなくても済む交通手段を親身になって考えてあげるべきではないでしょうか。 地方都市では公共交通機関もないところが多くあり、タクシーなども高くて使えない人が大多数でしょう。

子供と同居しているのか、高齢者の単身世帯なのかによっても違いますし、 いろいろと難しいですが、本当に国が高齢者対策として本腰を入れる時期に来ていると思います。

○高齢者のみなさん、考えてみてください。
残りの人生、殺人者で終わりたいですか?

以上、ネット民の人たちの意見を厳選していくつかご紹介させていただきました。 これ以外にもネット空間上には貴重な意見がいっぱいあります。
私が共感できるご意見ばかりを選ばせていただいたのですが、お読みになった皆さんはどうお感じになりましたか?

事故防止のために運転行動チェックリストを利用してみませんか

日常的に運転をする高齢者が日々どんな過ごし方をして、どこに出かけているのか? 食事はどうしているのか? 病院に通っているのか? またどんな薬を服用中なのか?など、高齢者の日常生活についてよく知っておくことが何より重要だと思われます。

病気が原因で脳神経が変化したり失われたりして、様々な症状が起きる場合があります。認知症になると目的地を忘れたり、距離感を把握することが難しくなったりします。 また感情の抑制が難しく、信号や制限速度を守れなくなる恐れがある場合もあります。
病気によって運転行動も変わってくるのです。

そこで記憶力、理解力、注意力、空間認知能力、感情の抑制などに問題がないかどうか、ドライバー向けの「運転行動チェックリスト」が公表されていますので、高齢の親を持つ方たちはこのチェックリストを基にして親と対話をするきっかけになさってみてはいかがでしょうか。

◎運転行動チェックリスト

[1]  行き先・目的地を運転中に忘れることがある

[2]  道路の中央線・センターラインを越えて走行することがある

[3]  車庫入れ・枠入れを失敗することが多い

[4]  道路標識・信号機を認識することが難しくなった

[5]  速度制限・速度の維持をすることが難しくなった

[6]  交通標識への注意力を維持することが難しくなった

[7]  運転動作が鈍くなった (ブレーキ・ギアチェンジなど)

[8]  自動車のメンテナンス (ガソリン・オイルなど) を怠るようになった

[9]  他の歩行者や自動車などへの注意を維持することが難しくなった

[10] 車間距離を維持することが難しくなった

該当する事項が多いほど運転行動に問題があります。ご注意ください。

運転免許の自主返納のタイミングが来ているかも知れません。
チェックしてみませんか?

運転免許更新時に認知機能検査を行い、問題がなかったからといって、安心はできません。 年を取ると、とっさの状況判断認識修正能力が低下しがちになります。

運転しているときは、本人には自分の欠点が見えにくいものです。

家族に同乗してもらい、まずい点を指摘してもらったり、ドライブレコーダーを取り付けたりすることで、客観的に運転の変化を確認できるような環境を作っていきましょう。
大丈夫などと過信せずに自分の運転技能を見つめ直すことが大切です。

自分の運転能力が自主返納すべき時期に来てはいないかチェックすべきポイントをまとめてみました。

◎運転免許自主返納チェックポイント

[1]  歩行者や障害物、他の車に気付くのが遅くなった

[2]  車庫入れを失敗することが多くなった

[3]  交差点や角を曲がる時にウインカーを出し忘れることが多くなった

[4]  カーブをスムーズに曲がれないことがある

[6]  間違えて逆走しそうになったことがある

[7]  一時停止などの道路標識を何度も見落とすようになった

[8]  目的地への適切なルート選びができない

[9]  駐車場で車を停めた位置がわからなくなった

[10] 同じ交通違反を何度も繰り返してしまう

[11] 普段通らない道に出るとパニック状態になり急に道に迷ってしまう

[12] 医師から早めの免許返納を促されている

( 出典 : 警察資料 )

該当する事項が多いほど自主返納をすべき時期に来ているといえます。

高齢者が頑なに運転の中止や免許の返納を拒む理由とは何か?

運転の中止勧告を拒む理由を考えてみる

認知症などにより運転を中止しなければならなくなった場合に、家族や医師の勧めに激しく抵抗し運転の中止を拒むことがあります。
「自分は大丈夫、ボケちゃいないよ」「年寄り扱いするな」「買い物すら好きに行けやしない」とゴネまくります。

でもそんなに激しく抵抗する理由は何なのでしょうか?

それは病気 (認知症) による記憶障害や、そもそも病気であることの認識がないことが原因と考えられています。

また本人の側には自分の行動を制限されることへの抵抗感が強くあり、一方では家族の側にも運転者の行動を制限することへの罪悪感のような感情があるからではないかと指摘されています。

運転を中止することで、本人や家族の日常生活に何らかの影響を及ぼすであろうことは容易に推察されますが、一方で運転を中止することで、交通事故を起こすような危険性はなくなり、本人とその家族や周囲の人々の安全を守ることに確実につながってきます。

免許の返納を拒む切実な理由とは

免許の返納は手続きが面倒だと思っていたり、車がなくなることへの不便さ、そして自分はまだ運転できるというプライドから、なかなか高齢者自身が踏み切れないものがあります。 

また、家族が無理やり返納することを進めてしまうと、プライドを傷つけられたと感じて激しく抵抗し、余計に頑な態度で返納を拒むことになってしまいます。

先ほどの自主返納チェックポイントに該当するような事例が現れたので、「お父さん、そろそろ運転免許返納したら」などと気軽に言おうものなら大変なことになります。怒り狂って激しく抵抗するでしょう。

このような激しい抵抗や拒否の意思表示は認知症による記憶障害や、病気であることが分からないことが原因として考えられるといわれています。

また、自分の行動を制限されることに抵抗感を覚え、反対している可能性もあります。

危険運転を止めさせる究極の方法 私なりの結論

危険運転を止めさせたい。
このようなときは、家族が同乗して、先ほどの自主返納チェックポイントに該当している事項がいくつあるか把握してそれを指摘してあげればいいと思います。

ただ、一度だけではなく何度も日付を変えてチェックしてみましょう。そして本人とじっくりと話し合ってみましょう。

一つでも繰り返し起こすようであれば交通事故を起こしてしまう可能性が高いので、このチェックリストや事故を起こした状況をメモにとって主治医や警察署、運転免許センターで相談してみる必要があります。

家族で話し合っても解決できないときもありますので、そんなときには専門機関で相談すると話が進むこともあります。

警察署や運転免許センターには専門の「運転適性相談窓口」が必ず設置されています。

また、地域包括支援センターでも移動方法や外出支援のサービスについて教えてもらえたりする場合もあります。

運転免許返納後の各自治体の特典にはどんなものがある?

高齢ドライバーのなかには、生活上必要な移動手段として車を手放せない人もいます。 公共交通機関がさほど充実しておらず、タクシー台数も少ない地方では代替手段が乏しいからです。

そうなると免許自主返納後は移動の足であった自動車に代わる移動手段を考えなくてはいけなくなります。

現在ほとんどの自治体では運転免許自主返納後には身分証明書の代わりになる「運転経歴証明書」が発行されています。

「運転経歴証明書」を申請するには、最寄りの警察署や運転免許センターに出向く必要がありますが、すぐに発行していただけます。
ただし1,000円程度の発行手数料と顔写真が必要になります。

ほとんどの自治体では「運転経歴証明書を提示することでバスや電車などの公共交通機関やタクシーの運賃割引が受けられるなどの政策を設けて、運転に代わる移動手段を提供しています。

自治体によっては自宅まで迎えに来てくれる乗合バス (乗り合いワゴン車。コミュニティバス、乗合タクシーと呼ぶところもある) などを運行しているところもあります。
これらのバスは予約すれば、基本65歳以上の運転免許返納者については生涯無料で乗ることができるようになっています。( 高齢者運転免許自主返納支援事業 )

この支援策の影響で免許返納者が倍以上に増えた自治体もあるのです。


さらに医療機関への送迎生活用品の宅配サービスなど、車を使わなくても日常生活を送るための支援があり、民間企業でも近隣宿泊施設や温泉の割引商品券の発行など、高齢者の外出を後押しするようなサービスを導入しているところもあります。

また、廃車買取や運転経歴証明書の発行手数料の支援、電動アシスト自転車電動車椅子の利用相談を行う自治体もあります。

サービスは充実してきていますが、特に地方では依然として車なしの生活には未だに不安が残されたままになっています。

車はなくても生活できる

親に免許返納を促す説得術4箇条

1 車がなくても買い物ができることをアピールする

地方に行くほど車で買い物に行った時にまとめ買いをしがちですが、そうするとかさばるし重くなります。買い物した食品などを車の中から家の中に運び込むのも一苦労です。
こういう時はネット通販生協の食材便スーパーのお届け便などに切り替えれば、配送員が玄関先まで運んでくれますから、高齢者にとって辛い大変な作業をしなくて済むようになります。
そこをしっかりと説明することです。

なお、どうしても自分ひとりで買い物に行きたいときは、運転免許がいらず、電気で動く「シニアカー」に乗り換えてみてはいかがでしょうか。
有名軽自動車メーカーから30万円台で販売されています。

2 車の維持費とタクシー代を厳密に計算して比較してみる

国土交通省などの働きかけで、免許返納者にはタクシーやバスの料金を助成する仕組みが広がっています。
それを活用してタクシーを利用した場合車を所有していた場合の維持費などを天秤に掛けてコストを比較してみると良いでしょう。 

コストの面だけで言うと、自動車を保有することにメリットはありません。
たとえ運転しなくても自分の車を所有しているだけでかかる費用として次に挙げるものがあります。

保険・税金関係の固定費用として自賠責保険、任意保険、車検費用、自動車重量税、自動車税、他に駐車場代金、車両整備費用などがあり、その他走るほど増えていく費用として燃料代、高速料金などがあります。

ここまでの総額はおよそ月に7万円程度で、これが目安となります。

それに比べるとタクシー代はこれよりも安くつくと思われます。

タクシー代の方が安上がりだったり、多少高くても家族の金銭援助で賄える程度のものなら、事故のリスクを考えると検討の余地は大きいと思われます。
この部分もしっかりアピールすると良いと思われます。

3 運転経歴証明書で身分証明書問題をクリアできる

運転経歴証明書を提示することで自分の身分証明書代わりになり、金融機関などで身分証明書として使えるだけではなく、とても多くの特典が受けられることをアピールすると良い。

4 免許返納後の楽しみを一緒に見つけてあげるようにする

免許を返納しても、運転できないことにより「引きこもり老人」になってしまっては元も子もありません。
ですからすでに返納した人から、これから返納を考える人にアドバイスする機会を儲けてあげるようにします。
そして免許返納後にはこんな楽しみがあるということを教えて、返納後の生きがいを見つけていただくようにすることです。

親に免許の返納を勧める際の留意点

□家族が代わりに運転してあげるなど、返納後の移動手段を用意しておく。

□車体に凹みや傷がつけられているなど、兆候を具体的に示しながら運転が危ないことを説明する。

認知症が疑われる場合などは、信頼できるかかりつけの医者などから運転を中止するように促してもらうようにする。

□「車を使う代わりにいっぱい歩いて健康で長生きしよう」などと、前向きになれる言葉をかけるようにする。

□「これまで子ども(孫)の送り迎えなどしてくれてどうもありがとう」などと感謝の言葉を伝えてみる。

※いずれも自尊心を傷つけないような丁寧な言葉遣いをしましょう。

新しい機能を搭載した車 続々と開発中

車への安全装置は普及が進んでいます。

1 衝突軽減ブレーキ  

新車への搭載率は2017年度で約78%にもなりました。
かつては自動ブレーキと呼ばれていましたが、衝突軽減ブレーキはあくまでもドライバーの運転をアシストする装置であって、事故を未然に防ぐのではありません。
ドライバーが機能を過信してしまわないように気をつけましょう。

2 急加速抑制装置 ( 誤発進抑制装置 )

停車している時や徐行運転している時に、前後の車や壁をレーダーなどが検知し、間違えてアクセルを踏み込んでも急発進・急加速しない仕組みの装置
新車への搭載率は2017年度で約65%になっている。

市販の後付け装置にも、「ペダルの見張り番」という商品名のものが販売されています。 (カー用品店:オートバックスにて工賃込み32,400円から)

3 ペダルの踏み間違い防止装置

パニックになった時、アクセルペダルの踏み込みが通常踏み込まない領域を超えた時点で装置が作動して加速を解除するもの。 
アクセルを踏み込んだ力で自動で同時にブレーキペダルを操作する。 
市販の後付け装置で、商品名を「とまるんデス」というそうです。

安全運転サポート車限定免許

高齢者ドライバーによる交通事故を防ぐため警察庁は、自動ブレーキなど高齢者向けの機能を搭載した「安全運転サポート車」に限定した「限定運転免許」の導入の検討を始めています。

先進技術を導入対象にした限定免許は世界でも前例のないことで大いに期待されています。

安全運転サポート車は通称「サポカー」の愛称で各自動車メーカーからすでに数多く販売されています。

限定免許については肯定的な意見の出る一方で、実際の導入には補助金や減税などの措置も不可欠となりそうです。

警察は限定免許の来年以降の導入に向けて認知機能と運転技術の相関関係の調査も進めています。

最後に

高齢ドライバーによる事故は罪のない人の命を奪い、自らの人生も崩壊させることになります。

全国の高齢ドライバーのみなさん (特に都市にお住みのドライバーの方) 

高齢者が車を運転べきか、いま一度考えてみませんか。

あなたはそれでもまだ運転なさいますか?

池袋暴走事故からの教訓 高齢ドライバーによる危険運転を止めさせる究極の手段とは?

終わり

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